斎場御嶽で厄落とし
2022年3月に券売所まで行ったの開館時間前でスルーした斎場御嶽に、翌月4月に那覇市内からバスで行って来ました。
琉球開闢伝説にあらわれる琉球王国最高の聖地の斎場御嶽。
緑の館セーファーの斎場御嶽入口でチケット確認をしてから御嶽に入ります。
足元の悪いゆるやかな坂を登ります。
ワクワクしながら森の中に入って行きます。
空が見えてホッとしました。
久高島遥拝所
キラキラ光る海の向こうに久高島を望みます。
ここから久高島にご挨拶をしてから久高島へ渡るのが正式なルールらしいです。
前日の雨で地面が湿って足元が悪くて滑りそうな森の奥にまた入っていきます。
木がたくさん生い茂っていてジャングルに来たみたいです。
可愛い花も咲いています。
大庫裏(ウフグーイ)を過ぎて左方向に進むと寄満(ユインチ)に出ます。
王府用語で「台所」を意味する寄満ですが、貿易の盛んだった琉球時代に世界中から交易品が集まり「豊穣の満ち満ちた所」と解釈されました。
ジャングルを進むと空が一気に抜けて広い場所に出ます。
鍾乳石でできた大きな岩が現れました。
シキヨダルとアガヌビーの壺
三庫理の手前に鍾乳石からしたたる水を受け止める二つの壺が置かれています。
手前がアマダユルアシカヌビー。奥がシキヨダルアマガヌビーです。
この二つは聖なる植物を潤す霊水という意味です。
壺の中の水の多少により、聞得大君や中城御殿(国王の世子)の吉兆を占ったとされています。
三庫理(サングーイ)・チョウハナ
自然が作った三角形の岩の奥で琉球王国時代から久高島に向かい祈りが捧げられました。
三角形の岩をくぐった正面が三庫理。
右側にチョウノハナがあります。
なぜかこの岩の割れ目が気になる。
天気予報は曇のはずなのに太陽の光が眩しい。。。
まとめ
琉球王国最高の聖地と言われるだけあり、とても神聖な場所であることを感じました。
三庫理にはコロナ禍のため入ることはできませんでしたが、いつかここからも久高島に向かい祈りを捧げることができたらよいと思いました。
斎場御嶽へのアクセス
斎場御嶽への主なアクセスはこちら
私は那覇バスターミナルから斎場御嶽入口バスを利用しました。乗り換えなしで約1時間。乗車料金は850円です。
3月に久高島→4月に斎場御嶽と順序が違っていたからか、三庫裏から久高島要排除へ戻る手前で滑って転んでしまいました。神社で転ぶと縁起が悪いと言い伝えがありますが、厄落としができたとポジティブに考えることにしました。
そして翌日、浜比嘉島で不思議な体験をしました。